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ポジティブ・フィードバッカー

先日、メールを一通いただいた。お前の メールマガジン を読んだら結構面白かったから頑張れや、という内容(要約)だったのだけれど、そもそもこういった応援の類のメッセージというのは、普通どれくらいの頻度でいただくものなのだろうか。応援でなくても、叱咤激励でも罵詈雑言でも辛口批評でも何でも。

ともかくごくごく限られた一部に対してでも好評を博すということは、それなりに感性の合う人間がいなくはない、ということであって(送り手と受け手と同様に程度が低い、というようなケースを除く)、そのマイノリティである送り手が一般論に埋もれずに発信できるということはインターネット世代万歳といった様相であるのだけれど、しかし淘汰されずに生殺しにも近い状況で細々と延命していくことを「良し」としてそこに居座ってしまうことはなかなか見苦しくかつ情けない有様であって、そのような状況を打破してくれるきっかけとなり得る、いわゆるネガティブなフィードバックというものは(恐らくポジティブなフィードバックの数倍~数十倍が潜在的に存在するのだろうけれど)実に希少で貴重で、しかもそのうちの何割かは私怨や「批評家なり」などといった自己満足の延長の延長にあるようなもので、おまけに運良くそのネガティブ・フィードバックを頂いても、どのように自分へ還元すればよいのやら見極めが難しいものだから、相当数得られる環境にないのであれば上手く活用することは難しく、インターネット世代というのは生殺し状態の送り手の氾濫したものであるなぁと思った。

要約すると、どんなに長いこと続けてても感想を頂くということは嬉しいことだということです。フィードバッカーって何か汚い言葉に響きが似てるよね。マザー何とかのアレとかの。だからどうだってことは全然ないのだけども。

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Last modified : 2006-05-12T18:57:39+09:00