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潰す暇などない

潰す暇などないのだけれど、あまりにあるべき姿から離れている自分に危機感を申し訳程度に感じて、せめて何か肥やしになることでもすれば自分を誤魔化せるかも知れないなどとくだらない考えに行き着いた。とりあえずすぐに取り掛かれそうなものということで(一年二年先ではないという意味で)、Perl とか PHP とか覚えてみようなどとリファレンスサイトや仕様書みたいなものを読んでみたりした。

全然頭に入ってこない。入ってくるはずがない。それを使って何ができるだとか、何をするだとか、そういうことを全く想定しないまま文法だけ覚えたところで何になることもないということをどこか無意識のうちに思い込んでいるから、使えるかどうかわからない(習得できるかどうかわからない、ではなくて、使う機会があるかどうかわからない)スキルを体得することが自分にとって何の意味を持つんだろう?と考えたら、そもそものゴミみたいな時間の消費の仕方と大差ないように思えて三分くらいで投げ出した。この我慢の効かなさは最早才能と呼べるレベルであるように思う。負の遺産。

というかそもそも、「何でそれを片付けるか」は二の次であって、「何を片付けるか」がまずあるべきテーマであるので、ゴールどころか一切の基準もないままスタートさせようという無謀なこと(砂漠の中心点から無闇に自転車を漕ぎ出すような!)が実を結んだらそれこそ才能というか。

HTML も CSS も大差ない。そこらへんが一番肝であって本来あるべき「デザイン」であるとか、無駄な時間のうちに認識できたことはせめてもの救い。

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