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発音

L と R が異なる発音をするように、D と Z から表記される音節も別の発音をすると思うのですよ。日本語のローマ字表記においても例外なく。「づ」は「DU」、「ず」は「ZU」と表記したりしますが、「づ」は舌を上顎内部に一度くっつける感じで、「ず」はそれをしない感じ、つまり「DU」は「LU」と同様に、「ZU」は「RU」と同様に(かなり違いますが)発音して無意識のうちに区別しているのではないかと思うのです。

で、「は」と「わ」にも違いがあると思うのです。直感的に。「わたしは」の「わ」と「は」は同じ音であるとされますが、無意識下で発音に差を作っているように思えるのです。「わ」より「は」は軽く発音する感じです。感覚論を文章にしようとするとろくなことにならないとか思い始めてます。

で、これらのことを踏まえて最終的に何が言いたいかというと、例えば「財布は落とすわ犬に噛まれるわで散々だった」という文章があったとします。これを「財布は落とす犬に噛まれるで散々だった」と表記する方をたまに見かけますが、これは頭の中で発音するととても気持ち悪い感じになるんじゃないかなぁということです。

というか文法的に突き詰めればもっと整然とした説明ができるのでしょうが、直感的な動機に基づいてエントリーを書き始めるようなだらけた頭でそれをすることは難しいのです。無気力です。眠い中思い付きで何か書こうと要らんことするわけです。ダメ。

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