Archive

文学を殺すという企画

どこからだったかリンクをたどって、東京文芸センター というサイトが二周年企画として「文学を殺す」という題で競作を行っていたことを知った。で、読んでみた。

作文の作法を知らないけれどネタを考え付く力がある人の文章と、作法を知っているし表現力もある人の書く中身のない文章と、どっちが面白いんだろう。とりあえず、フォントのサイズを変えることによって効果を得ようとする文章 とか 文章でない要素がオチに使われる文章 をもってして文学を殺すとは思い上がりも甚だしいかなぁと思った。「もう一度、と彼は続けた」と「私のどまんなかを甘く激しく貫いているもの。」は楽しく読めた。「アクアマリン」は冗長すぎるうえに村上春樹知らないのでよくわからずじまい。読んでて疲れてきたのであとは後日適当に読む。予定ということで。

タイトルの割にはエッセイ集みたいな雰囲気でちょっと肩透かし。

23:54 追記
三点リーダや疑問符の後の空白なんかは言わずもがな、句読点の使い方が妙であるとかそういうことはあまり気にかけられることはないんですかね。半年もネットやってればそういう啓蒙活動を行っているサイトなんかにかなりの高確率でたどり着くんじゃないかと思うのですが。

Comments

Trackback