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競作しようそうしよう

前回のエントリー の続きっぽい感じで。

オンライン競作

404 : あんなこといいなできたらいいなProjectK公式ページといふのを知つたのだけれど、これに文藝批評とかも加はつたやうなものがあればいいなあとか思つた。文藝誌のオンライン版みたいな。

Project K は 短編 のようにランキング制度めいたものが無い点で若干健全かなとは思いますが、それでも「書き手の書き手による」感は強く作者のほうが読者より多いことによる弊害、なぁなぁであるとか舐め合い的なもの(そこまで酷いレベルではありませんが)である感は否めません。まぁお互いごくごく近い距離で顔つき合わせてやるような狭いコミュニティの中であればそうそう過激にああだこうだ言い合うこと自体難しいのかも知れませんが。

そもそもネットの小説書く人たちって大多数のようでいて実は少人数コミュニティが点在しているだけだったり、その少人数コミュニティも何となく寄り添ってるだけで特に強い意志があって団結したわけでもなかったりで、その中で切磋琢磨してレベルの向上を図るというのはなかなか難しいことなのかもなぁとか思ったり。

だからといってそれが「いつまでも舐め合いに終始していて良い」などという免罪符になるわけでは当然なく、だらだらとリソースを消費し続けながら毒にも薬にもならない文章を排出し続けることを許してしまう・許されてしまう状況だって容認して良いものでもなく。とか書くと「趣味で書くくらい良いじゃないか」などと言われたりもしますが。「メモ帳に書く分には全然文句言いませんよ」とか厳しいことも言いますよ終いには。

前回のエントリーに書いた他にこういう企画に参加させてもらったりするのも面白いかも知れない。面倒なことも多いだろうけれどというのはそういう心情が凝縮されたような雰囲気でもありますが、要するに何かしら向上心を持って自己研鑽できる場があれば進んで参加させていただきたいけれど政治的なやり取りだとか知名度に対する執着心をあらわにした人間関係などに足を突っ込むことは不本意なことであるので、そこら辺面倒でないところへ赴きたいと言うか。そういう。

オンライン競作

といふか、一緒にプロジェクト立ち上げますか、イソムラさん。わらひ。サイトのデザイナーはぼくの友人で英國でデザインを專攻してゐるid:unconscious-webの中の人で、マークアップその他CSSは我われ二人で修正するとか。

まあ問題は、書いてくれる人がゐるのかどうかなのですが、その邊は顏の廣いイソムラさん任せで。俺、なにもしない。だめだめ。

なかなか面白そうな話ですが難しそうでもありますね。

まず一番の問題点として顏の廣くないイソムラさんというか!正直なところネットで読める小説というものに興味を持ち出したのは比較的最近のことでして、さらに昔っからネットでの最大派閥であるファンタジーに対して 嫌悪感が強く 検索エンジンだとかそういうものをほとんど利用してこなかったとかいう過去も相まって(ファンタジーばっかり引っかかるから)、読書量(?)が圧倒的に少なく審美眼も普通程度で人脈ほとんどナシ、などという。何があるのかってことになると脂汗かくみたいな。ドメインがあるから覚えやすいとか。その程度に。

というか面白そうではありますね。三者会談などしてみますか。

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