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グミキャンデーの不思議

よくわからないのですが、Kasugai というメーカー(今時凄いオフィシャルサイト。振り分けとか全然する気もなさそう)のグミを食べてたりしたんですよ。いかにも砂糖と水飴の味がする、あと申し訳程度に果汁の味がする、いかにもアメリカンが好みそうな大味の、日本製とはとても思えないグミを。もしかしたら中国で作ってたりするかも知れないから日本製という表現は正しくないかも知れないけれど、そんなことはこの際どうでもよくて。で、不思議な表現が。

グミ100(パッケージ表)

アップル果汁100%(換算)

小さく(換算)て。っていうか換算で果汁が 100% ってどういうことだ?換算?

グミ100(パッケージ裏)

名称グミキャンデー
原材料名砂糖、水あめ、濃縮アップル果汁、ゼラチン、オブラートパウダー、ソルビトール、酸味料、ゲル化剤(ペクチン)、香料、光沢剤、乳化剤(大豆由来)

ちょっと待ておい。どこが 100% だ。砂糖も水飴も、ソルビトールとか香料とか、果ては光沢剤とかいう怪しげな原材料まで使ってるじゃないか。おかしいと思ったよ、だいたい果汁 100% だったら液体だもんな。良くてシャーベット。固体か液体。グミみたいな半固体とかあり得ない。

という結論に至ったのですが、こういうのってどこかに訴えたら改善とかするんですかね。いやもう、Kasugai のグミキャンデーを積極的に食べようとかそういうつもりはさらさらありませんが。ぶっちゃけ物凄く生活に影響しないレベル。

Comments

べる
  • 2004-05-06T21:45+09:00

きっとアレですよ。アップル果汁には原材料名でかかれたものが含まれていて、総括してアップル果汁100%(換算)なのですよ。

イソムラ
  • 2004-05-06T22:40+09:00

詐欺まがいの換算式ですね。というかそれは果汁?というくらいのレベルで。質問のメールとか送ったら答えてくれるかなぁ。

note
  • 2004-05-07T02:29+09:00

はじめまして。べるさんの予想も楽しげ(?)なのですが、私が聞いた説をひとつ。
「果汁100%(換算)」の意味ですが、「本来の体積に換算した際の濃度が100%である」濃縮果汁のことです。
たとえば、グミ100をいっこ作るのに、濃縮アップル果汁50gと、得体の知れない何か50gが必要とします。
この場合の濃縮アップル果汁に、「濃度を2倍にした」、すなわち「果汁200%」を使えば、グミ100的には50%しか果汁が含まれていませんが、濃さが200%であるので、実質は100%の濃さだよという。ある種言葉のマジックですね。
ちなみに果汁100%のジュース(濃縮果汁還元と書いてあるもの)も似たような感じで、生産地で通常の数倍~10倍くらいの濃さまで濃縮したものを輸送して、飲料工場で水を加えて本来の濃さに戻しているそうです。

イソムラ
  • 2004-05-07T02:57+09:00

なるほど。物凄く説得力ありますね。つまり元の果汁から水分を飛ばして二倍の濃度にしておいて、次は工場かどこかで光沢剤とかそういうもので二倍に薄める、ということですか。

え、今度は別の問題が。グミ 100 は内容量 26g なんですが、ということは二倍濃度の果汁が 13g、これは良いとして、得体の知れない添加物っぽいものが 13g 占めているということですか!栄養成分表示もあって(もうひとつエントリー書けそう)炭水化物は 20.0g ともありますが、果汁って炭水化物って感じじゃないしなぁ。芋じゃあるまいし。

情報どうもありがとうございました。こういうことは公式サイトに載ってれば全然問題ないんですけどね。ね!>カスガイの人

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