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チャットにおける三段論法みたいな
- Days
- 2004-04-20T16:24+09:00
またイラク情勢かすめエントリー。
Yahoo! チャットでだらだら話してたら(またか)例の三人が無謀だったか勇敢だったか、という話があって、そういうことに関して議論?して?いたのだけれど、途中から話が通じなくなってきて、いろいろ面白いことになっていた。えーと、追記。
で、その三人に関して「勇敢であった」と主張する T 氏と、Y という名前でログインしていたチャットの要約。Yahoo! チャットは何故かログのコピーができなくて歯がゆい。
- T
- 「彼らの行動は勇敢であった、結果だけ見て無謀だと一括りにするのは暴論だ」
- Y
- 「退避勧告の出ている地域へ準備もなしに赴くのは無謀、勇敢と呼んで英雄視して後続者がぞろぞろ出てくるような状況になったらたまったもんじゃない」
- T
- 「危険はなくならない、結果だけ見て彼らを非難するのは良くない」
- Y
- 「結果は原因に起因するのだから、彼らに準備不足があったことは否めないと思う」
で、ここで彼が一度落ちて普通に他の人と会話とかしていたのだけれど、十分後くらいにまた現れて言う。
「あなたの言う準備はやはり違うと思う」
他の人、一部退室。
- T
- 「彼らが拘束された結果だけを見て彼らを非難するな。彼らだって努力はしていたはずだ。暴論だ」
- Y
- 「結果だけを、というが、拘束されなければ『ああよかった』で報道されない。知りえないものを非難することは不可能だ」
- T
- 「そもそも準備したって危険は危険だ。彼らの行く自由を奪うのか」
- Y
- 「リスクは減らせるし、危険だからこそ退避勧告が出ている。どんなに準備しても危険をなくすことができないのは当然。準戦闘地域なのだから」
- T
- 「ではやはり、あなたは行くなというのではないか」
なんかここらへんで気付いてやめとけば良かったんですが、話の論点がジャーナリスト(後の二人)にころころ移り変わったり、たとえ話でライオンの檻に入るようなものだ、と言ったら「弱ったライオンを可哀想だと思うのが人情」とかわけのわからないことを言い出したり、話が最初に戻ったり(四回くらいループした)、もうめちゃくちゃだった。
途中別の人が「お前はバカの壁に陥ってるだけだ、理解したがらないのはお前だけ」と面白そうなことを言っていたので、今度「バカの壁」を読んでみようと思いました。終わり。
16:28 追記
嗚呼、やはり現場にいないと状況はわからない。このエントリーだけ読んでも全然わからない。凄く面白かったのに。面白かったのに!
16:32 追記
あと、原因と結果の因果関係がわかってなかったり(「結果」から「原因」を推測することが彼にとって重要事項らしく、「原因があって結果がある」というと「順番が違う」と一蹴された。「結果が目に見えたから非難された、イラクで成果を出せば称えられたはずだ」とか)、ひとつの原因から複数の結果を導き出そうとしたり(「うやむやにしないでくれ」「生還も彼らの準備不足が原因じゃないですか」)、もうそれはそれはアレだった。とてもアレだった。すごくアレだった。アレ。