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2006年06月27日

Opera 9 アンダーグラウンド

世間は Opera 9 フィーバーに浮かれ騒ぎ夜通し飲み続け吐き続け電解質代謝異常で病院に担ぎ込まれたりその病床で早速セキュリティホールが発見されたことに悶え苦しんだりしているようですが、僕はといえばまた別の意味で Opera の恩恵にあやかっているわけですというか。

monologue の 2006-06-21 あたりの日記にも書いたけれども、ナビゲーションが地盤沈下しますというかそういう感じというか雰囲気です。カミングアウト。

手順
  1. Opera 9 をダウンロードかつインストール
  2. http://www.junkwork.net/
  3. ナビゲーション以外のアンカーにマウスオーバーを繰り返す
  4. 地盤沈下
  5. ナビゲーションアンカーに触れれば元通り
番外編
  1. About Author 周辺のボックスまでナビゲーションを降ろす
  2. メールアドレスにマウスオーバー
  3. 周辺のボックスともに地盤沈下
  4. メールアドレスにマウスオーバーするとナビゲーションだけ地盤沈下
  5. ナビゲーションアンカーに触れれば元通り

ぜひ。ぜひ?

2005年06月18日

Musical Baton って美味しいんですか(基本的)

シンヤさん から回されたので、更新ネタやら何やらに困窮していると言える現状を鑑みるにこれはチャンスであり云々といった様相であります。

Total volume of music files on my computer
8.76 GB。数割が捨て容量。
Song playing right now
Sour Times (Portishead) を聴いていると言えます。
The last CD I bought
Songs for Silverman (Ben Folds) じゃないでしょうか。
Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
Torn (Natalie Imbruglia)
だって可愛いじゃないですか(断言)。ビデオクリップは悶絶ものであるし悶絶しない男性いや人類などこの地球上に存在するはずがないしその確実性たるや 1+1=2 だ!といった感じであるけれど別に他人の感性だからどうでもいいと思った。
Same Old Story (Neve)
なんかこう、タイトルとかもね。
空の青と本当の気持ち (The Yellow Monkey)
こう、タイミング的に、なんていうの、青春?とかそういう時期の多感な何やかやのあれであったから、刷り込み的な何かによってこの曲が印象付けられているのだとも言えますが普通に好きです。
眩暈 (鬼束 ちひろ)
この人の声とか超好きです。超。チョー。多少繊細ぶってんじゃねぇのとか穿った見方をする僕ですがそれすら計算であったらもう尊敬の対象ていうか声とか超好きです。チョー。
眩暈 (椎名 林檎)
別に同一の曲ではありませんよということです。この人の曲とか今は全然聴いていないのだけれど(東京事変とか)、最初のアルバムとかは物凄い好きだったりもしました。コピーとかしました。
Five people to whom I'm passing the baton

やたらとレスポンスが早い感じであるのは、さっさと回さないと回すべき友人が五人もいなくなるからだよ!といった感じであります。そのうちリンクとか追加していくよ。曲の。予定は未定だけれどね!

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2005年05月29日

言葉ひとつも浮かばないまま

真冬さんには Web サイト制作上アドバイスをいただいたり、SNS で良くしていただいたりしていて、いろいろなメッセージのやり取りをさせていただいたことが今でも印象に強く残っています。入院のお知らせ を読んでメールで応援をして、その返信がないままであったことも日々の忙しさに紛れて頭の片隅に追いやられていました。

僕には彼女の確からしさを位置付ける確証は何もなくて(仕事は何をしているとか、ネットでの関わり以外のことを知らないという意味で)、今、この報せに対しても半信半疑でいます。そのことを追求して確かめることは物理的にも感情的にもできないことだと思いますし、また例えばサイト閉鎖のための口上に嘘をつくだとか、そういう冗談を言うだとか、という人柄でもないように思います。だから僕は心の奥で、信じられない気持ちと、冗談などではないということに確信めいたものが混在している状態で……本当に、何と言っていいのか。

袖擦り合うということは、こういうことなのでしょうか。入院生活が苦しみの少ないものであったことを祈り、また、真冬さんの冥福を心から祈ります。yukiakari の運営、お疲れ様でした。

2005年05月18日

超適当(Internet Explorer 用)

表示が、もんのすごく重いですと遠回しに「このド畜生が」と罵られたので一念発起して IE 用のスタイルを書いてみたよ(一部過剰に被害者意識的)!で、書き上げた。所用時間、実に十五分弱。がしかしひとつ問題があって、今回はデフォルトのスタイルシートに IE 用のスタイル記述をして、(主に)Mozilla 用のスタイルをメディアタイプ指定して CSS ファイルをインポートすることでサーバ側でのあれこれを全然考えなくて済むようにしているのだけれど、インポートした(主に)Mozilla 用の CSS ファイルの冒頭で IE 用に記述したスタイルをリセットする必要があって、それ自体は大して難しくなどないのだけれど、難しくなどないのだけれど面倒で、面倒なことは嫌いというか苦手で、まあつまりはスタイルをリセットせずに アンダースコアハック を使用するという何とも腑に落ちない解決方法を選択してしまったわけで、要するに未だ CSS ファイルが invalid でありますよ的なというか。

  • 404.cssNN 4.x 避けに CSS ファイルをインポート)
  • IE.css (IE 用)(超適当)
  • Mozilla.css (Mozilla 他用)(今までのやつ)

PHP でも使って単純に UA 見て振り分ければいいのだけれど、とにかく面倒だったのでテスト用の HTML ファイルと CSS ファイル以外は開きたくなかったみたいな。みたいなー。

ていうか Movable Type の管理画面を見るのが久し振りな気がします。日記とかそういうことを書く暇もないくらいというか書けないようなことというか、まあそんな感じで日々が流れてゐるのです。お元気ですか。

2005年05月03日

handheld 用のスタイルを書いた

monologue の handheld メディア用のスタイルシートを書きました。よ。インターネットにはつながっていないけれどローカルであれこれいじくり回していた結果であるといえます。大して成果は挙がりませんでした。とても衝動的に何かやらかしてしまいそうな雰囲気になります。

……ということであるのだけれど、ADP: handheldメディア用CSSの作成(1) など読んでいて「そういえば handheld メディア向けには使えないプロパティとかあるんじゃんウワーイ」とか思ったり、ていうかすっかり頭から抜けていたのはそもそも handheld や screen の定義であって、

# screenとhandheldの差は画面の大きさだけでなくcolorかmonochromeかでもあるわけで。 実装した人は「画面が小さいからhandheld」と考えてしまったのかも知れませんが、

つまり色とか指定してたらその時点でどうなのよ、ということであるのであればもう何をやっていたのかよくわからなくもなってくるよという話であって、またそのうち書き直しますよということを忘れないために恥を晒すメモ。

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2005年03月31日

CSS signature どうしようという話

この間 の話をどうしたものかとまだウジウジしていたりします。ウジウジするのが趣味というわけではなくて、単純に決めかねているだけという状態であって、だから別にウジウジしているとか言わなくてもいいんですが、まぁウジウジが一番精神衛生的状況を悲惨に表す形容詞だと思っているのでそうしました。ウジって気持ち悪いですよね。イモムシは成長したらアゲハになったりするので素敵ですが、ウジなんてハエなので物凄い悲惨です。生涯のうちに良い意味のスポットライトが当たることはありません。

発案者の Eric A. Meyer 氏は 発案当時の発言 にて以下のように述べています。

To allow anyone who wants to restyle my site to do so simply by 
adding the appropriate rules to a user stylesheet.  By using 
descendant selectors starting with the site ID, the styles will apply 
only to pages on my site.

ウェブサイトの ID を使用すればそのサイトのみにスタイルを適用させることが出来て便利だしカスタマイズしまくりだしウチのサイトも好きなように表示させるといいしfeel free to add your own signature! Yeah! といった感じで物凄い良さげな雰囲気であるのですが、前回も述べたように ID がユニークにならない場合があること(提案当時の命名規則では www.junkwork.net と www-junkwork.net が等価として扱われる)、数字で始まるドメインやサブドメインだと困るということに関して、とても微妙な解決策しか示されていません。

>The bigger problems would be for sites that begin with a digit, but 
>I'm not one of them, so I'll let them worry about that ;-)

    Yes, some sort of prefix would be needed, and I think "ip" is the 
natural choice:  #ip127-0-0-1.

サーバの IP を接頭辞付きで body の ID としてしまうと、サーバ移転の際にそれを書き換えねばならなくなり(そのサーバを次に使う人の CSS signature と被る可能性があるから)、利用者もいちいちユーザスタイルシートを書き換えなければならないという物凄い間抜けな事態を引き起こします。

ログ検索が下手くそなだけの可能性もありますが、以下の提起にも明確な解決策は示されていないように思われます。

 a) you have multiple domains pointing to one site (e.g., I have a
dot-com and a dot-ca)
 b) you have subdomains, or do not own the domain

I have no real solution myself

ひとつの合意の下にルールを取り決めていただけるとありがたいのですがそのへんどうなんでしょうか。

で、実際の利用状況はどんな具合かというと、Mark Irons' Home PageMaking Your Site Modifiable にて CSS signature を推奨していたりもする)では signature を www-rdrop-com-half としてるのですが、これではチルダがある場合の URI とない場合の URI が等価と見なされるのではないでしょうか(www.rdrop.com/~half/ と www.rdrop.com/half/ の signature が一緒、ってことです)(土壌の全く違う話ですが Opera オフィシャルサイト では id="operacom" という潔さ)。また Note @ Temporary-Depot" CSS signature " を付けたよ)の signature は www-pandora-nu-tempo-depot となっていますが、pandora.nu.tempo.depot なのか pandora.nu/tempo/depot なのか(以下割愛)。

つまり命名規則に曖昧で微妙な部分が残されているために思い切り踏み込むことができないので(実装してはいるものの)きちんと皆納得できるようなやつを考えて教えてくれたらいいじゃないか!ということなんですが、さすがにそんなくだらない内容を Eric 氏にメール送って問い合わせるのも気が引ける(プロバイダメアドで送れって書いてあるしね!)のでどうしよう、とウジウジしていた、とかそういうことです。砂糖さん は id="lowreal.net" として 注意書き を設けることであっさり解決していたりしますが、僕の場合は数字で始まるサブドメインという面倒な状況になっているのでこのように明確な解決策を打ち出すことができません(規則上 ID は数字で始まってはいけないからです)。そんなわけでウジウジしているということです。タスケテー。

2005年01月14日

印刷用のスタイルシートとアレ

monologue の印刷用スタイルシートを書いているのだけれど、link 要素から media="print" を指定して rel="alternate stylesheet" で読み込ませるとき、title 属性が rel="stylesheet" のものと同じでないと読み込まれないという現象(Mozilla Firefox)。これって仕様というかこういう動作が普通のことなんでしょうか。とりあえず書きかけだけれどメモがてら。後でまたいろいろ追記するよ。予定は未定。

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2004年12月24日

XSLT を書いたよ

monologue の RSS以前からどうのこうのして いた文書一覧表と 404 に置いてある FOAFXSLT を書いた。あと今まで XSL だと思ってそう呼んでいたものは実際には XSLT を指しているのだということに気付いた。今さらながら。一度は(一度ならず二度とか三度とか)公的な文書に目を通して自分の言葉遣いが正しいのかどうか、ということをしっかり検討する必要があると思います。で、正しい日本語のガイドラインみたいなものはどこにありますか?管轄は文科省ですか?「もんかしょう」と入力すると「門下賞」と変換。憂鬱になったりする。

RSS や FOAF は HTTP_ACCEPT でメディアタイプをあれこれしている のだけれど、link 要素に type="application/rdf+xml" とか書いちゃってるのはどうなんでしょうか。どうということもないんでしょうけども。あと同じ CSS ファイルを使っているのになぜか同じブラウザで表示が若干変わるのは仕様でしょうか。

あとメモ。元の RDF ファイルでデフォルトの名前空間有り(接頭辞のない要素が存在する)でも XSLT ではデフォルトではない名前空間として宣言して接頭辞付きで書けるとか。そういう仕組みだったんですね。本当に XML には疎いというか。XML だけですか?ハハハハハ。あとこういうメモを物凄い手軽に書いたりしたいのだけれど、メモというカテゴリを作ってそこに放り込むのは良しとして、トップページなんかには表示させないよう IfCategory とか使うのと、別のウェブログとして作成してどこかからリンク貼っとくのと、どっちが楽かとか。

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2004年12月19日

アソシエイトはブロガーを殺すか

アソシエイトというか、広告全般のお話。

イケてるジャケを 15 枚選ぶ で、アマゾンアソシエイト を利用してみることにした。カッコいいジャケットを列挙するエントリーでジャケット画像がないのは実に寂しいから、契約すれば画像が使える前述のサービスを利用しました、とそういうことであるのだけれど、画像が使いたいだけなら ID 付きで商品情報へリンクする(= 自分へ紹介料が入る)こともないわけで。ここで格好つけたところでより情けないことになるだけであるので正直に心情吐露するけれど、これでお金が入るというのであれば儲けものだ、と思っている次第で。

で、今回は話題に沿った内容での(と、本人は思っている)紹介であるわけだけれども、例えばウェブログのサイドバーのような位置付けに常時広告表示しっぱなしであるとか、各エントリーごとのヘッダ・フッタ部に広告自動挿入であるとか(文末に「関連するリンク」として無作為にいくつかの記事を列挙した中へ巧妙に紛れさせるとか)、というのは、手段と目的の混同しつつある典型例であるのかなぁとだいぶ前から思っていて(誤解のないように付記しておくけれど、広告でお小遣い稼ぎが悪いことだと言っているわけではなく。実際自分も始めたわけだから)(あからさまな広告への誘導はランキングへのクリック誘導よりもタチが悪いなぁ、とは思うけれど)。

764 :Name_Not_Found :04/12/18 21:36:34 ID:VkR9xMuH
アソシエイト入れると「だしにして金儲けするな!」って反感買わないでしょうか?
サイトの内容に沿ったお勧め本でアソシエイトしようと思ってるのですが。
769 :Name_Not_Found :04/12/18 23:48:30 ID:???
>>768
今までと変わらずにやっていける自身があるなら問題ないが、絶対変わる。 最近、大手ニュースサイトがぞくぞくとリンクをアフィに変え始めたが最初こそ違和感無かったものの、だんだん無理やりリンクはるための記事が増えた。

正直言って一目でそういう「もうけたいがため、たいした情報でもないのにリンク」ってのは浮くんだよね。

cho45(砂糖) 氏のアサマシエイトというのは絶妙な表現で、本来「文章を書きたい」「コミュニケーションしたい」のツールであった日記やウェブログが、お金儲けに味をしめて「お金儲けをしたい」となるのは実に浅ましく見えるというか。個人のウェブサイトで、どこかで目的地が変わったとしてそれは誰かに責められることではないし、それについていけなくなるのであれば閲覧者は自然と減るのだろうけれど。それでも「お金が欲しい」「でもお金を欲しがってるようには見られたくない」「こっそり隠してリンクを貼ろう」というようなのは、何ていうか、まぁみっともないですよ、と( 氏の言う読者が見てしまって気分を害することがないよう、サイト名すら出さない、というのを実践しますよ、と)。だからこう、お金が欲しいんならお金が欲しいでいいのだけれども、秘めた下心として隠しておくのは、実際隠せてもいないしカッコ悪いのもどうか、と。テラヤマアニ 氏の 宣言 のように潔くあれというかね。また何を偉そうに、っていうアレですが。無料のレンタルサーバでバナー広告が出るのを嫌って、広告が出ないサーバを探したり、目立たないテキスト広告のサーバを探していた頃と逆行して(広告を増やして)いる、というのは全く違う問題なんでしょうか。自分で広告挿入するのは問題ないんでしょうか。

取り留めなくなりすぎた。ひどい文章だなこれ。

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2004年12月18日

XML の(脳内)仕様を考える

XML の名前空間はどうしよう の続きといえば続き。名前空間命名にいつまでもモタモタしていたところでメリットは何もないので、さっさと中身を作ったりその準備に取り掛かったりすることにした。ので、いろいろと脳内仕様を決めてみたりする。した。決めてみた。

せっかくだから適度に汎用性を持って文書のリストを作れるものにしよう、とかいうことで、じゃそんな感じにぼちぼちとアレしますか(適当)。

Document List 概要
要素名定義親要素子要素
※ 仕様は仮のものです。
list文書のリスト。ルートになる要素。document 要素を並べる。info 要素とか作ってリスト作成者の情報を入れた方が良さげなんだろうか。なしdocument
documentひとつの文書を表す。Dublin Core の relation で関連する文書を表す、とか。listtitle, category, sortNumber
title文書の題名(≒ dc:title)。documentsortName
author文書の著者。creator の方が適切?リソースはテキストに限るのなら author ですか。documentsortName, sortNumber
category文書の分類(≒ dc:subject?)。documentcategoryName, sortNumber
categoryName文書の分類の項目名。category 周辺がいかにも間に合わせくさいので要検討。categorysortName
sortName文書リストの並べ替えに使う名前。MusicBrainz の sortName に該当?title, author, categoryNameなし
sortNumber文書リストの並べ替えに使う番号。rdf:Seq を使えばいいのか。とりあえず。document, author, categoryなし

名前空間は こんな感じ で、一応経緯か(脳内)仕様かそんなものを置いてみることにする予定的な。プログラムのプの字もスクリプトのスの字も理解していないものだから、そういった利便性というものに対して一切配慮できていない(できない)のが非常に「それは何か意味があるのですか」的なことではあるのだけれど、何事もやってみてからというのが信条であるので、というのは今思い付いたのだけれど、まぁとりあえずやってみるかということであるので、やってみました。

さて、いろいろアレしますか。しますよ。

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2004年12月15日

XML の名前空間はどうしよう

手書きで RSS 配信なぞし始めてみたものだから(2004/12/03 参照)、ついでに頓挫していた XML をかじるとかそういった趣旨のことを再開してみたりしている。で、俺様ルールの XML で書いて整形して割と惰性で更新し続けている 一覧表 があって(利用者がいるかどうかは不明)、いっそのことこれも RDF っぽく記述してみたらそれなりに後々、RDF を手軽に扱える編集ツールが現れたときに楽ができるんじゃないの、的な。

(というか、RDF ってこういう使い方で合ってますか?単数/複数のリソースがどういうものかを端的に記述するものだと解釈しているのですが如何せん読解力が致命的で思考力が絶望的であるため物凄い適当な可能性があります。というか名前空間を利用するだけなら RDF でなくても良かったりしますかひょっとして。持て余しまくり。)

で、結局俺様ルールで RDF を書くことになるわけだけれど(あまり進歩がない?)、名前空間の宣言とかしてみるか、という段階になってひょんなことから知ったお話があって。

識別子としての役割だけを持っていればいい URI に http 経由でアクセスすると何か該当するリソースがあるのはおかしいんじゃないか、という話のようなんですが。

多くの場合、名前空間を示すURIにhttp:スキームが使われているため、何かを取り出せるという印象があるのですが、これは基本的にはその名のとおり「ID」の役割を果たすものと理解してください。

どうなんだろう。実際には http でアクセスしても何もない方がいいんだろうか。Identity Crisis で検索してみても、ノイズが多すぎて関連性のある話題が見つけられない。あるいは多くの人にとってどうでもいい問題なのか、それとも当たり前すぎて今さら言及するべき問題でもないのか。どうなんだ。

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2004年12月08日

Google 翻訳ってどうですか

ここ一週間かそこらで Google の新機能 を利用した海外からの訪問者が増えていて、(今までの傾向を見るとどうやら「monologue」という単語はアダルト系のテキストを探している人が好んで使っている場合もあるようだけれど)海外から検索で飛んできた人が内容を気にすることもあるのかなぁ、というような思いが強くなったりしているわけで。で、一応メインコンテンツの文章は創作小説ということになっているわけですが、Google 翻訳の精度っていうのはどんなもんなんでしょうか。

The air which yesterday compared to has become a little cool, seems that is tightened even to condition of greeting before the working, morning of the first winter.

以下元文章。

昨日よりも少し冷たくなった空気が、仕事前の挨拶の調子までも引き締めるような、初冬の朝。

主語や述語のはっきり述べられた文章であれば、機械翻訳の精度が高くなくてもある程度読める文章にはなるのだろうけれど、如何せん省略するものはどんどん省略したり脳内読み上げを意識した文章の並べ方だったりするので(多分)、これは読めたものなのかどうなのか、と首をかしげざるを得ないというか。

まぁ他所様で準備していただいた翻訳文章に難癖つけるくらいなら自前で準備しろやという話なわけですが、英 → 和訳に比べて和 → 英訳って難しくありませんか。しかも土台がきっちりした文章でもなく。原文で小説なんて読んだことないしなぁ。

ていうか何で text-transform:capitalize だったりしますか。

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2004年12月04日

:first-letter と動的擬似クラス

Mozilla 5.0 系の CSS バグ。

:first-letter擬似要素に設定したスタイルが動的擬似クラスにマッチすることで失われる

フロート化していない:first-letter擬似要素にスタイルが設定された要素が動的擬似クラス(:hoverなど)にマッチすると、擬似要素に設定したスタイルが失われてしまう。

MT 2.661 使用時から各エントリーのタイトル(h3 要素)に first-letter で装飾を施したスタイルを使用していて、トップページやカテゴリアーカイブのインデックスページからはその h3 要素内のテキストを a 要素として各エントリーへリンクさせているのだけれど(微妙な表現だけれど大丈夫ですかこれ)、前述のバグによって Mozilla では a 要素へマウス乗せたあとには first-letter による装飾が解除されるようになっていた。のだけれど、MT 3.1 移行後には解除されてないなそういえば、ということを思い出して cho45(砂糖) 氏 にも同様の現象が起こっていることを確認してから IM でふっかけてみた。

で、疑問は一応解決した。first-letter で装飾されている要素(内テキスト)が hover 時に after で擬似要素を追加していれば、first-letter による装飾は解除されない様子。今は h3 に first-letter で装飾を施していて、after で擬似要素を追加しているのは h3 要素の中にある a 要素だから、もしかしたらちょっとこれとは表現を変えた方がいいのかも知れないけれど。

という実証があるのですが、論理的に原因を導くというようなことはできてなどいないので(他に対処方法があるかどうか、という点も未確認)、「つまりこれこれこういう要因があってこうなるのだ」ということを理解し広めることのできる方の登場を待ちわびてここに記録を残すものとします。如何せん眠い。

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2004年12月02日

マウスオーバー → ブロック逃げ・Mozilla 編

CSS のマイナーチェンジと掲示板に利用している apeboard+ のテンプレート調整をしていたら、微妙なレベルでの問題が発生した。実は以前にも似たような経験をしていて(2003/12/24 参照)、どうやら a 要素の padding が何かアレかなぁといった感じに思い込んではいるのだけれど(確認はしてなかったりする)(検証する気力がないというダメっぷり)。

ファイル最後尾にある apeboard+ by 2apes.com というテキストにカーソルを乗せると一~二行下方向へズレる。しかも今のところ、Mozilla (Firefox) のみで確認されている微妙な現象。ということは、やりようによってはどのブラウザでも似たような現象の起こる可能性がある、というようなことでしょうか。Opera では聞いたことないか。不思議 CSS 使いであるとかそういう烙印を押されて解決するのならまぁそれはそれでいいんですが。

参考までに該当部周辺のソースやらを。

HTML
<div id="main">

(大幅に中略)

	<p id="copyright">
		<span class="l"><a href="http://www.2apes.com/">apeboard+ by 2apes.com</a>,</span>
		<span class="l">Copyright &copy; 2002-2004 Isomura, All rights reserved.</span>
	</p>
</div>
CSS
#main {
	background:transparent url("../img/background-main.png");
	border:1px solid #003;
	margin-left:190px;
	position:relative;
	}

#copyright {
	color:#567;
	font:bold 90%/1.5 Arial, sans-serif;
	text-align:right;
	}

.l {
	display:block;
	}

a {
	padding:0 0.2em;
	text-decoration:none;
	}

a:link {
	border-bottom:1px dotted #007;
	color:#007;
	}

a:visited {
	border-bottom:1px dotted #789;
	color:#789;
	}

a:hover {
	background:#789;
	border:none;
	color:#eee;
	}

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2004年11月29日

間に人を挟む難しさ

しつこいくらいに何度も同じ話題を繰り返すのは別にネタ切れとかそういうことではなくて、ネタがなければ沈黙するし映画でも観に行くし、だから一応自分の中では筋が通り意味のある更新内容になるのだけれど、大半の閲覧者にとっては「ああまた何かやってるのか」という程度に、あるいは「アンテナ浮上鬱陶しい」という程度にどうでも良いことになるのかなぁと自分を卑下するこのテンションはデスマーチ脱出の反動ですよ、と。

結局友人経由(というか面倒な手間を押し付けて)で Amazon で購入することにした のだけれど、実はというか、古本屋をうろうろしていたら文庫本を見つけてしまった……。まぁ彼によろしくお願いして購入することにしたのは 新潮文庫の中原中也詩集 であって、今回見つけたのは 集英社文庫の中原中也詩集 であるから、カバーしている領域が若干違って良かった良かったとかそういう感じではあるのだけれど(ちなみに 青空文庫 で底本とされているのは 岩波文庫の中原中也詩集)。

で、ここからが本題になるのだけれど、集英社文庫の詩集と岩波文庫を底本として入力されたファイルを見比べると違う違う。ルビ振りの有無は底本の違いによる可能性があるとして(そもそもこれもちょっとどうかと思うけど)、明らかに人を挟むことによる弊害がごっそりと。例えば YAGINOUTA では「考へ」であるべきところが「考え」であったり、「ゐ」であるべきところが「い」であったりで。底本では恐らく正しい用法であったのだろうけれど、日常用いない用法の入力をしていればどこかでミスは生まれやすくなるわけで。いくらネットで名作が読める時代とはいえ、可能であれば底本を入手して読む方がベターだなぁという。

岩波文庫の底本入手したら一から作り直してみることを検討するだとか。

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2004年11月12日

Sleipnir から Firefox への乗り換え

Internet Explorer から乗り換えるいくつかの理由 の追記でも触れているけれど、Sleipnir という IE コンポーネントタブブラウザから Firefox への乗り換えを案内してみた。ので、その会話ログを適当に編集して晒すことで迷っている人の指針になれば幸いというか。長いよ。

メニューなど日本語の表記が異なる部分があるかも知れません。

メリット
  • IE コンポは危ういかも知れない
  • 機能的な拡張が可能(好きな機能自分でとってつける的な感覚)
  • テーマ変更して見栄え変えたりとか
導入
インストーラから標準インストール(カスタムを選択しない)。設定のインポートは後から「プロファイルの移行」で可能なので、とりあえずしないでおく。デフォルトで明朝体なのが気持ち悪ければ「ツール → オプション → 全般 → フォントと色」から Proportional Font を Sans Serif に変更。デフォルトブラウザにするには「ツール → オプション → 全般 → 既定のブラウザ」で「今すぐ確認」する(Sleipnir の設定でデフォルトブラウザになっていたらそれを外す)。
タブブラウザ拡張
outsider reflex から タブブラウザ拡張 をダウンロードする。直接インストールするよりはローカルに保存して D & D でインストールした方が良いかも知れない(Download Tabbrowser Extensions を右クリック、リンク先を名前をつけて保存)。
設定
「通常設定」「ライト設定」の選択では「通常設定」を選択。以降「ツール → 拡張機能」から Tabbrowser Extensions の設定項目を開いた後の話(ダブルクリックするか、選択した後に「設定」ボタン)。
全般
  • 常にウィンドウを一つだけ開く(シングルウィンドウモード)
  • 表示領域が狭くなっても常にタブを表示する(詳細 → タブを空にする)
全般 → 新しいタブ
  • ブランクページ
  • 右端
全般 → タブを閉じる
  • 直前に選択していたタブに移る
  • 「"タブを閉じる"の操作」はチェックしない
全般 → ウィンドウを閉じる
  • 確認なしでウィンドウを閉じる
タブの利用
  • バックグラウンドのままで読み込む
  • ウィンドウをアクティブにしないで読み込む
タブの利用 → リンク
  • 通常
  • 上に従う
タブの利用 → 外部リンク
  • 新しいバックグラウンドのタブで開く
  • ブラウザウィンドウをアクティブにしないで読み込む
タブの利用 → ポップアップ
  • 新しいバックグラウンドのタブで開く
タブの利用 → ブックマーク~場所ツールバー
  • 全て新しいバックグラウンドのタブで開く、にチェック
外観 → タブ
  • クローズボタンなし
  • 表示幅ウィンドウにあわせる
外観 → タブバー
  • スクロールボタンでスクロール(自動で隠す)
  • あとはチェックしない
ジェスチャ
  • アクティブなタブを切り替える
  • タブバーのダブルクリック → 何もしない
  • タブバーの中クリックまたはCtrl → 新しいタブ
All-in-One Gestures Extension
最新版(英語) をダウンロードしてインストール。手順はタブブラウザ拡張と同じ(拡張インストールごとに Firefox 再起動)。
設定
拡張機能から All-in-One Gestures の設定を開く。Mouse Gestures: Prefs の Enable Gesture Trails のチェックを外す(マウスジェスチャの軌跡を描画しない)。設定画面上部に表示されるタブの Gestures Customization から、ジェスチャの定義を開く。Close current Tab の項目をクリック、下部の Swap Gestures を選択し、Close Document をクリック(最後のタブを閉じたときにウィンドウを閉じない)。Close current Tab の Gesture に Down-Right と表示されたら設定完了。使いたくないジェスチャは緑のチェックマークをクリックし不使用に設定できる(赤の×マークになる)。
BX
BX - ブックマークの動作をちょっとだけ改良 から最新版をダウンロード、インストール。ブックマーク(IE でいう「お気に入り」)のフォルダを開くと、他の開いているフォルダを閉じるようになる。
ブックマーク関連
Ctrl + B でブックマーク表示。メニューバーのアイコンの上で「右クリック → カスタマイズ」、ブックマークアイコンを表示させておくと便利。ブックマークは「ブックマーク → ブックマークの管理」で Sleipnir のブックマーク管理ツールに相当するものが表示される。
設定のインポート
「ファイル → ユーザプロファイルの移行」で Microsoft Internet Explorer をインポート、必要なければ「お気に入り」以外はインポートしない、なども可能。

あとは適当に Text LinkLink Toolbar を入れればそれなりに多機能になりますよ、と。そういうわけなので Firefox どうでしょうか。

間違ってるよ、足りないよ、などあればお申し付けくださいというか。

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2004年11月09日

Internet Explorer から乗り換えるいくつかの理由

本日未明にでも Mozilla Firefox 1.0 正式版がリリースされるよ、ということらしいですが、知り合いに Internet Explorer から乗り換える文章を書きますよなんて約束をしてしまったので、ひとつその前口上でもどうだろう、という。

Internet Explorer を「特に何も考えず」使用することがあまり良くないことだというのは数ヶ月以上前から盛んにあちこちで言われているのだけれど、多分興味を持たなかった人にとっては全然耳新しいことであると思うので軽く概要を説明。

  1. IE の脆弱性を突くワーム(コンピュータウィルス)がかなりの大規模で蔓延して特定のサイトを攻撃させようとしたり個人情報を抜きまくったりした。また URI バー(アドレスが表示されるスペース)の偽装・ページ全体の偽装によって フィッシング詐欺 が横行した。
  2. ぐだぐだな現状に米国コンピューター緊急事態対応チーム US-CERTIEが使用する技術には「重大な脆弱性」が存在するため、IEユーザーは別のウェブブラウザーに乗り換えることを強く勧めるという内容の 警告 を発表。
  3. IE 開発・配布元の Microsoft が一念発起して「三億ドルかけて セキュリティ対策施した Windows 流通させたるわい」と XP SP2 を開発、配布を開始。CERTはSP2でセキュリティ機能の強化が図られた点を高く評価したものの、既存のアプリケーションが動かない事態が頻発した模様で、企業の半数は XP SP2 で業務の支障を懸念 とのニュースも。
  4. IE の時期バージョンは次期 Windows "Longhorn" に組み込まれる予定で、今後新しいスタンドアロンのIEは出さないと発表している。また先に述べた脆弱性(セキュリティホール、アドレスバー偽装、ページ偽装)を修正した IE を利用できるのはXPユーザーだけ、Windows 98/98 SE/Me/2000 ユーザーは依然 IE を利用する際には大きな危険が伴う。もしあなたが、旧バージョンのWindowsを使っている約2億人のユーザーの1人で、Internet Explorer(IE)に最新のセキュリティ機能を導入したいなら、クレジットカードを用意すべきだとのこと。
  5. パッチ未適用のWindowsシステム、「生存時間」は約20分
  6. 第2四半期、最も多かったハッカー攻撃はIEの脆弱性を利用したもの
  7. マイクロソフトはIEを消滅させるのか

IE の危ない点は、セキュリティホールの多さに加えて Windows のシステムとあまりに密着していること、インターネットユーザーの過半数が IE を利用しているため愉快犯的なワーム(ウィルス)製作者にとっては格好のターゲット層であること、もあるわけで(それに加えて反マイクロソフト派のコンピュータに詳しい過激派の人なんかがいるとかいないとか)(風説の流布になりそうなので敢えて語尾を濁す)。そんな感じの重大な問題点に加えて(使い続けることのデメリット)、些細ではあるけれども別のブラウザを使った方が幸せになれること(乗り換えることのメリット)もいくつかあるわけで。

例えば機能(操作性含む)がショボい、ということ。Opera でネイティブに実装され Mozilla/Mozilla Firefox で拡張機能により実装可能なマウスジェスチャー、あるいはタブ機能、ウェブログによって日本でも流行の兆しのある RSS、半透過 PNG への対応、CSS への対応……後半はウェブサイト制作者向きの機能であったりしますが、マウスジェスチャー・タブ・RSS は使い始めたら病みつきになる便利さ。

というような感じで「使い続けると危なげな点」と「乗り換えた方がよさげな点」があるため、乗り換えの手間を惜しいとは思わない人にはぜひ乗り換えてみていただきたいという。ということで知り合いに説明したことがこの文章の発端であって(スタートに戻る)。導入の手順だとかそういったことは以下のわかりやすいサイトを参照するといいと思います、と。

まだかな正式版。

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2004年10月19日

中原中也と通販と取り寄せ

前回再燃した計画 がようやく終了して、何となくそれっぽいようなものが出来上がったように見えなくもない様相を呈してきたかのようであると言えなくもない雰囲気であるというか。

結果的に 140 弱までファイル数が膨れ上がったことは実に遺憾というか、PHP 利用して作業量効率上がったはずなのに作業量が物凄い多くて大して実感できなかっただけだろうか、とか。

というか、やはりこれは底本を入手するべきだろう、と。当然ながら HTML はデータの劣化なんてしないから間違いなく中原中也の詩を読んではいるのだけれど、間に人を介していることで何かしらバイアスがかかっていないとは言いきれないわけで(これは別に作業をした方の能力だとか価値観がどうのこうの、ということではなくて、間に入る人間が多ければ情報が誤って伝わりやすいということと同じ)、例えば中黒(中点)を複数使用して表現されている箇所は本当は三点リーダを使用してあるんじゃないか?とか、そういう疑念めいたものが払拭できないので底本を入手するべきでは、という。

で、いくつか書店を回ったのだけれど、それらしき書籍は見つからず。Amazon で検索 するといろんな出版社から出ているようなのでひとつふたつ見つかってもいいだろうに、と恨めしく思わないでもない。となると、選択肢は少なくとも三つ。

  1. ハンサムな表情を演出しつつ Amazon から通信販売。
  2. 仲間は来ないので独力により店員とのコミュニケーションを乗り越え書籍を取り寄せてもらう。
  3. 諦める。現実は非情である。

とりあえず三番はないとして、(ネットに限らず)通販に対していまいち拭い切れない不安感をこの機に克服するか、全く知らない誰かとの事務的なコミュニケーション(凄い苦手)をこの機に克服するか、というネガティブな選択を迫られるような状況であって。別に人間不信とか対人恐怖症とかではないよ。でも医者に「人間不信だね」とか「対人恐怖症だね」とか言われると多分納得するよ。そうでもないよ。

とりあえず、保留(四番)(最良の選択肢)。

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2004年10月16日

ドメインを無断で契約されました

eNom, Inc. を上位レジストラに持つ会社と契約している方には皆影響があるというか関係がある話題なのかも知れませんが、バリュードメインアナウンス によると、eNom, Inc. が別の会社の名義で個人情報などを不正利用した疑いがあるだとか何だとか。

調査結果、この登録を行ったのは「eNom, Inc.」自身であり、「Sipence, Inc.」という別の会社名で行った模様です。

正式なアナウンスはなされておりませんが、「eNom, Inc.」が既存利用者に対して、取得した.INFOドメインを、格安、または、無償で提供するという情報もあり、販売促進効果を狙った行為と思われます。

”無断で”利用者の情報を利用する行為は、明らかに不当な行為であると考えております。また、たとえ、無償で提供するつもりで、利用者の利益を考えた行為であったとしても、勇み足であると考えております。

無償で提供しますよサービスなのでどうぞお使いください、というのであれば、ああそうですかそりゃどうも、なんて返答になるのでしょうけれども、事前通達なしに既に個人情報を流用して取得してしまったというのはなかなか問題じゃないかなぁと思うのですが。法律的にはどうなんでしょうかねこの辺り。詳しくないのでよくわかりませんが(上位レジストラと仲介会社の間でどういう契約になってるのか、っていうのも知らないなそういえば)。というか、junkwork.net を取得・管理代行をしている(この場合は「委託している」?) MuuMuu Domain! では お知らせ でなく 障害・メンテナンス情報 にこの情報が記載されていて物凄くわかりにくいと思いました。これって障害か?上位レジストラの問題ではあるけれども。

全然関係ないけど、Ryoko Hirosue OfficialHomePageURI はどうかなぁと思った。.org ドメインは(場合によっては非営利)組織とか管理団体というイメージが抜け切らないので、いちタレントとしての広末涼子のサイトというより、世界中からヒロスエリョウコさん(年齢・国籍・性別問わず)が集まって何かしでかすイベントなんかのように思える。あと広末絶対髪切るべき。

2004年10月15日

中原中也計画再燃

以前 青空文庫 のファイルを元に、中原中也の詩を Ruby 要素を用いてより厳密に整形しようと 試みた ことがあるのだけれど、インデントの処理の仕方だとかに踏ん切りのついていないところがあって、環境によっては物凄く汚く見えるようになったまま放置していた、のだけれど、何かしら電気的エネルギーのようなものが脳内に収束して自信と活力と明日への希望を物凄い勢いで紡ぎ出したりしたので再度編集してみることにした。要は寝不足によるハイだというだけのことだとも思うのだけれど、どうも頭の中の何かがそう断言することを妨げるのでそうではないということにする。新しい防衛機構か。

というかにわか PHP 知識で「include スゲー」とか言いながら(心の中で)いじっていたら物凄く脳内麻薬らしきものが分泌されてきたりして、もう本当に何だかそういう状態になったりした。どうしてこんなにオイシイものにもっと早く手をつけなかったのか。別に include は PHP の専売特許ではないけれど。

あとはこっそり 403 という今後更新するのかどうするのかもわからないようなやつを改装したりしたのだけれど(というかアクセス数が増えると逆に妙な危機感を覚えるような現状)(逆にね)、リファラに キッズ goo などが残っていたりして、何の教訓もないくせに童話めいた語り口を使って書いた反社会的とも取れなくもないようなゴミ文章 が子供らに読まれてしまった可能性を考えるともう本当に親御さんに頭下げて回りたい気持ちであり年齢制限認証でも設けておけば良かったのだけれど、検索エンジンが推奨年齢だとかをよく考慮して検索するようになるのは何世代先の話かなぁとか、ゾーニングは発信者よりも行うべき人たちがいるような気もするなぁとか、そういう思考の変遷を経て座椅子にふんぞり返るような結果です。

何が言いたいのかわからないのであれば順調な証拠です。何かが。

2004年10月07日

FOAF を書いたり .htaccess をいじったり

FOAF を書いてみた。二回目。というか書き直してもあまり変わらなかった。中身の薄い人間なのでどうということはないです。

で、アサノさんFOAF ではスタイルシートが使われているようなので「へー XSL 使えるのか、なら使ってみるか」と使ってみたけれど普通に使えなくて、拡張子を .rdf から .xml にしてみたところ使えたのでこれはメディアタイプ云々の問題だな、最近こういう場面によく直面する(ってもニ・三回)のはしっかり勉強しとけよとかそういうことだな、とか思ったものの XSL の文法を面白いくらいに忘れていたため割と延期の運びとなりました。というか XML の知識が物凄い中途半端なことに気付いた。という収穫がありました。

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2004年10月01日

PHP の header 関数であれやこれやの続き

Another HTML-Lint に関するエントリー を書いた後に 真琴さんアドバイス を頂いていろいろと試みてみた。のだけれど。

test1.php は header 関数を同一ファイル内(test1.php)に全て書いたもの、test2.php は header 関数を別ファイルに書いて include で読み込んだもの。中身は同じものなので同じ挙動であることを期待していたのだけれど、Mozilla Firefox では test2.php を開いたときに XML パースエラー(外部実体の初めに XML 処理命令がない)と出る結果に(IE ではどちらも text/html として読み込むことが可能)。include で XML ファイルをあれこれするときには何かしら必要なのか、と、また必要部分だけ最低限勉強して使おうとしたしわ寄せが。XML 処理命令というものを調べてみるも スタイルシート関連の文書 が出てくるし。わかりません。

別のファイルに書いて使用しなければいけないわけではないので(管理が面倒ではあるけれど)、このまま実装完了ということで使ってしまっても良いのだけれど、何となく気持ち悪いのでまた先送りということで。あああ。

前の記事 でメディアタイプがマズイだとかは、もしかしたら .htaccess が何か問題だったかなぁと今さらながらに原因が思い浮かぶも、今度は今度で別の問題。

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2004年09月27日

Another HTML-lint の挙動に困惑

Movable Type で普通のサイトを作るのはどうだろう、というエントリーの流れで暫定的に 403 というまたどうにも芸のないタイトルでいかにも Movable Type でない普通っぽいサイトっぽいアレを設置してみたのだけれど、Another HTML-lint gateway が頑としてこれに OK サインを出さない。

  • line 71: HTTPレスポンスヘッダに指定されているメディアタイプ text/html は XHTML1.1 には指定しないようにしましょう。 → 解説 143
  • line 71: HTTPレスポンスヘッダに charset 指定が含まれていません。 → 解説 140

.htaccess には思いっ切り全力の物凄い勢いで charset 指定しまくっているのだけれど(レスポンスヘッダでの文字コード指定 などを参照しつつ)(というかメディアタイプに text/html なんて指定してないのだけれど……?)、どうやらそれをこの比類なく有益な CGI すなわちサーバサイドプログラムとしての Another HTML-lint は軽快にスルーすることを試みている様子。MTPaginate を試用する予定で拡張子が php になっているのだけれど、それが原因だろうか、と、いろいろ検索とかしてみる(ていうか前述のレスポンスヘッダの記事と同じサイトに以下のような記述が)。

ちなみに、この設定でも Another HTML-lint には、HTTPレスポンスヘッダに指定されているメディアタイプ text/html は XHTML1.1 には指定しないようにしましょう。と怒られてしまいます。HTML-lint は、Accept に application/xhtml+xml を入れてないのにチェックするようです。

ということはつまり、可能性として、Another HTML-lint は「読めないものはスルーするけど違反(非推奨)的な記述があったらどんどん警告出すしエラー出すし点数下げるし多少行き過ぎもたまには許してよ」とそういうスタンスであるように思われて、「ああ彼は彼で仕事に対していろいろ思うところがあるのだろうなぁ」と感慨深くなったりするものの、というかそんなにならないけども、エラーが出るというのはわかっていても心境的にあまり良くないので最近は W3CValidator を使っていたりします。軽いしね。

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2004年09月23日

RDF ってどうですか

Movable Type を使用するとデフォルトで RSS 1.0RSS 2.0Atom を吐き出すようになっているのだけれど、正直この三つを並べてみてもどういう違いがあるのかよくわからない。ので、軽く(あくまでも軽く)調べてみる。

AtomとRSSの違いについての質問なのですが、AtomはRSSの改訂仕様ではありません。これについては海外と日本におけるRSSの違い(XMLなRSSとRDFなRSSの違い)が大きな原因なのですが、RSS 1.0の利点はRDF vocabularyを利用した幅広いメタデータの連鎖でいろいろできる点にあると思います。

Atomが出たからRSSは要らないというわけではないので、RSSの方はもっと遊んでみるとか違いをうまく利用できると面白いかな、なんて思います。

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2004年09月21日

頭の悪いヒット作に対する反応

すっかり忘れていたことだけれど、MT 2.6x、つまりリニューアル以前に使っていたツールが実はまだいつでも稼働可能な状態で残してあって、検索なんかでたどり着いてコメントやトラックバックを残すことが可能な状態になっていた。ので、とりあえず応急処置ということでフォームの一部とトラックバック URI の表示を削除。

「ディープラブ」といういろんな意味で話題の小説(?)があって、それに対するレビューを書いたページ があって、それを紹介したエントリー を書いたことがあるのだけれど(ややこしいな)、これが検索エンジンなどに大人気で結構なリクエストと、あと何かこう、別の意味で結構、なコメントをいただいていて、それが MT 3.0 に移行した後も投稿が続けられていたことを知らなかったという、運営者としてあるまじきアレかなぁとそういう心境になるような一連の流れがありまして。

で、どこかしらでレスを返すべきかなぁと考えていたのですが、面倒なので新規にエントリー書いて向こうのエントリーにはこっちへの誘導貼っとけばいいか、とそういう結論に。

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2004年09月19日

Mozilla / Opera のススメ

画像は IE でのスクリーンショット。といっても多分 IE の人には見えていないのだろうけれど。各記事の不自然な余白には、本当はちょっとした画像が配置されています(デフォルト CSS)。別にこれは IE の連中には見せてやらんぜーなんていうレベルの低い意地悪とかではなくて、Mozilla で確認しながら制作していて最後に IE で見たときには何故かこうなっていて、原因がよくわからないから放置、とそういう状況なわけです。これの他にも pre 要素が面白いくらい飛び出てるエントリーがあったり。あと MSXMLファックな仕様 のおかげであれやこれやいじったりした経緯があったりで、ここ数日間で IE の評価はまた著しく低下したというか。まあもともと曲芸的な低空非行を続けていてその様子たるや映画にでもなれば一億人が涙することは請け合いビル・ゲイツ氏のブロマイドは女子高生を中心にバカ売れ、とまあそういったカオスな具合である感じです。

そんなこんなでまた IE からの乗り換えを強く推奨するのですが、というエントリーですが、一番乗り換えを推進できる原動力になっていたセキュリティ関連の問題についてはいつまで経っても Mozilla Firefox 1.0 PR 日本語ビルドが配布されないことで打ち消しになりつつあるというか。0.9 .3 の脆弱性が修正された のにいつまで経っても英語版しか利用できない状況で、英語が積極的に得意でない人に対して薦められるものでもなく。で、試しに久しぶりに Opera ダウンロードしてみたらブックマークに livedoor 関連のサイトがやたらと入っていてもうごっそり消した、とかそういうエピソード。小噺。

本家 Mozilla.org からの 1.0 PR リリースが 九月十四日、結構な日数が経過するわけですが、Mozilla Japan で日本語ローカライズ版がリリースされるのはいつになるんでしょうかね。Opera は表示領域がアホみたいに削られるので使っていて気持ち悪かったです。はい。

「俺英語わからんから早く日本語版出してくれ」とかいうことではなくて、というか個人でローカライズする方法は知っているけれど、けれど IE がどうしてアレか?を知らない方々へ薦めるために「まずこれをこうしてローカライズの準備を……」なんて何をかいわんやであって、そこへ呼びかけるのであれば迅速に対応することが何より効果的であるのになあ、とそういった感じです。

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2004年09月16日

語尾と挨拶と信頼感

掲示板だとかチャット、あるいは IM のようなものでの口調(文体とも言える)は、一般生活でのそれと多少異なってくる場合が少なくない。その中に語尾へ奇妙なものをくっつけているとか、特徴的な挨拶をする人だとか、そういう人を見かけることも決して少なくない。

以前、語尾に「にゃ」を付けている女性と遭遇したことがあった。遭遇といってもどこだったかの掲示板でお目にかかっただけだから、本当に通りすがり程度の接点なのだけれど。けれど彼女との関わりはなかなか面白い発見をもたらしてくれた、というのも、あれはやっぱり作ったものであるのだなぁということを再認識した、という。ちょっとやり取りが議論めいたものから白熱したものになって、いつの間にか中傷合戦に発展して、「〇〇さんも『にゃ』とか言ってないで真面目に話を聞いて欲しい」と問いただされて素の口調で返しているのを目にした。一人称も何か愉快なものから急に「わたし」に変わって、どういう心境でタイピングしてるんだろう、と想像したりもした。ああ、やっぱりキャラ作り(もしかしたら何かお気に入りのキャラクターの真似)なんだろうなぁ、と。

で、そういう経験や、キャラ作りの必要性と本質や、ほとんどのキャラを作る人の本当の姿はキャラが立っていないというちょっと切ない事実やそういう諸々のアレを考えてみると、あまり無理してネアカ(超死語)的な挨拶を投げかける人とは積極的に関わりたくないというか、「よろしこ」と初対面の人に挨拶する人は信用できないよ、とそういうことです。今時ネアカとかいう単語を使う人間もどうかと思いますが。