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2006年08月03日

ピッチブラック

エイリアンの正統後継的な設定・進行のホラー・アクション・アニマル・ムービー(カテゴライズ面倒)。若干ニュアンスの違う点といえばリディックというダークヒーローの存在であり、超人的なパワーに頼りつつ脱出を試みる的な展開。いかにもアメコミ。

どうしても納得いかないというか解せないのは、この妙な生き物は普段何食ってんだろうなーという一点であり、だって象みたいの絶滅してるみたいだし、みたいな。あとリディックと睨めっこするシーンには一体何の必然性があったのか。あと死角の設定にも何の必然性があったのか。あと妙な生き物のデザインがちょっと弱いと思った。

続編にその通り (クロニクル・オブ)リディック というやつがあるのだけれど、おすぎだかピーコだかが絶賛していたような気がする。別の映画評論家はピッチブラックを賞賛してリディックを貶していたけれど。あるいはそれがおすぎだかピーコだったかも知れない。とにかく、おすぎとピーコだ。区別がつかないんだ。

そういえば直前に フォーン・ブース を再見していたら同じ女優(ラダ・ミッチェル)が出ていて、ああこれは彼女から僕への偶然を装った何かのメッセージに違いない今すぐハリウッドへ!という感じであると言えなくもない。もう末期だ。

フレディ VS ジェイソン

映画史上稀に見る(よくある)駄作続編企画映画 AVP とは一線を画し、エンターテイメントとしてはなかなか楽しめる映画(まあ映画なんてごく一部を除いてエンターテイメントだからこれでいいのだ)(特にホラーとかスプラッターなんて!)。話の流れも清く正しく両シリーズを踏襲していて、主人公の身の上を心配しながら展開するストーリーはもはや何の心配もなく楽しめる。展開も凄いわかる。先の先までよくわかる。

エンディングが二種類用意されていて、デフォルトのエンディングはいかにも企画物、特典のエンディングはいかにもエルム街、で楽しめてお得だと思います。あと「死亡シーン特集」みたいな特典があって、各死に方のタイトルについてはかなりのレベルの笑いを誘うのでぜひ DVD を観るべきと思った。