404

Archive

中原中也と通販と取り寄せ

前回再燃した計画 がようやく終了して、何となくそれっぽいようなものが出来上がったように見えなくもない様相を呈してきたかのようであると言えなくもない雰囲気であるというか。

結果的に 140 弱までファイル数が膨れ上がったことは実に遺憾というか、PHP 利用して作業量効率上がったはずなのに作業量が物凄い多くて大して実感できなかっただけだろうか、とか。

というか、やはりこれは底本を入手するべきだろう、と。当然ながら HTML はデータの劣化なんてしないから間違いなく中原中也の詩を読んではいるのだけれど、間に人を介していることで何かしらバイアスがかかっていないとは言いきれないわけで(これは別に作業をした方の能力だとか価値観がどうのこうの、ということではなくて、間に入る人間が多ければ情報が誤って伝わりやすいということと同じ)、例えば中黒(中点)を複数使用して表現されている箇所は本当は三点リーダを使用してあるんじゃないか?とか、そういう疑念めいたものが払拭できないので底本を入手するべきでは、という。

で、いくつか書店を回ったのだけれど、それらしき書籍は見つからず。Amazon で検索 するといろんな出版社から出ているようなのでひとつふたつ見つかってもいいだろうに、と恨めしく思わないでもない。となると、選択肢は少なくとも三つ。

  1. ハンサムな表情を演出しつつ Amazon から通信販売。
  2. 仲間は来ないので独力により店員とのコミュニケーションを乗り越え書籍を取り寄せてもらう。
  3. 諦める。現実は非情である。

とりあえず三番はないとして、(ネットに限らず)通販に対していまいち拭い切れない不安感をこの機に克服するか、全く知らない誰かとの事務的なコミュニケーション(凄い苦手)をこの機に克服するか、というネガティブな選択を迫られるような状況であって。別に人間不信とか対人恐怖症とかではないよ。でも医者に「人間不信だね」とか「対人恐怖症だね」とか言われると多分納得するよ。そうでもないよ。

とりあえず、保留(四番)(最良の選択肢)。

普通にアンカーを貼り間違えていた。十四時間も醜態を晒し続けていた。穴があったら物凄い勢いで入りたい。埋めて欲しい。

改めて読み返すと浮いてるなぁというか、改変ジョジョネタをいきなり持ってきてもわけがわからないと思った。埋めて欲しい。

Amazon へのリンクが切れたりする。こんな感じ でどうだろう(悪いアンカーテキストの例)。

Comments

リョウヘイ

アマゾンで買っとこうか?

イソムラ

それはとても助かるし是非ともお願いしたいのだけれど全国共通対書店用汎用金券というかつまり図書券があるのでもうちょっと待っていただけると助かるというか。週末までに連絡します。

という安易な方向へ流れ克服は先送り(答え - 2.)。

bbb

はじめまして。中也を某ゼミでちょっとばかり一年だけかじってたものです。

本気でやるなら全集を (近くに図書館あるなら) 図書館で借りるなりすればいいと思うけど。中也の詞本は異同が多いから、大岡昇平の全集を基準にしてやるといいかも。初版とかと比べるとそれこそきりがない。でも全集は旧字が多かったような気がする。それを考えると文庫がいいのかなぁ。

人を介したものは信用できないわけで。自分で物理メディア見ながらのほうが確実性というか信用性は増します。少なくとも私はそう思います。

ところで、読んでて少し気になったのですがイソムラ氏の文体は少し町田康に影響うけてますか?

イソムラ

手元にハードコピーがあると安心するかなぁと思ったりもしたのですが、デジタルデータに変換するのだったらどのみち必要ないですね。というかコピー機で複製とかでもしてくれば良かったのか。

極端な話、原本以外は何かしら質が変わっているわけで、確かにそこは突き詰めると限界のない話になりますね。どれだけ頑張っても傍目にはよくわからない自己満足の世界になりそうですけれども。

町田氏の文章は(多分)読んだことがないので影響を受けているということはないです。

Post a comment

TrackBack

このエントリーへのトラックバック URI
http://www.junkwork.net/movabletype/mt-tb.cgi/29

Powered by Movable Type 3.2-ja-2

Last modified : 2007-01-23T02:50:51+09:00