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頭の悪いヒット作に対する反応
- Internet
- 2004-09-21T10:54:51+09:00
すっかり忘れていたことだけれど、MT 2.6x、つまりリニューアル以前に使っていたツールが実はまだいつでも稼働可能な状態で残してあって、検索なんかでたどり着いてコメントやトラックバックを残すことが可能な状態になっていた。ので、とりあえず応急処置ということでフォームの一部とトラックバック URI の表示を削除。
「ディープラブ」といういろんな意味で話題の小説（？）があって、それに対するレビューを書いたページ があって、それを紹介したエントリー を書いたことがあるのだけれど（ややこしいな）、これが検索エンジンなどに大人気で結構なリクエストと、あと何かこう、別の意味で結構、なコメントをいただいていて、それが MT 3.0 に移行した後も投稿が続けられていたことを知らなかったという、運営者としてあるまじきアレかなぁとそういう心境になるような一連の流れがありまして。
で、どこかしらでレスを返すべきかなぁと考えていたのですが、面倒なので新規にエントリー書いて向こうのエントリーにはこっちへの誘導貼っとけばいいか、とそういう結論に。
- Posted by : 望 : 2004/09/19 - Sun. 15:00
- 最低！このページを作った人は、最低！！！私は、ディープラブを読んで、めっちゃ感動した！泣いた！世の中をただ、世間体、理論なんかで考えているのは、大人だけ！日本も、どんどん汚くなってきている。私も、最初は、エロいだけと思っていたけど、中盤からは、感動とは違う感情の涙を流していた。
直前のやり取りなどに興味のある方は 引用元 をご覧下さい。
えーと、あのエントリーを書いたイソムラ自身が最低であるとかそういった類の話には特に異存はないのですが、世の中を理論以外の何かで考えることが汚くないと思っているのはやっぱりアホだと思います。あと、感動して泣いたのか感動以外の何かで泣いたのかよくわからないので、よろしければ詳しくお教えください。あと、もし勘違いされていたら困るので明文化しておきますが、リンク先のレビューは別の方が書かれた文章です。
実はその小説（ディープなんとかシリーズ？）は一冊も読んだことはないのだけれど、chiki さんのレビュー に含まれている引用文を読むと何故かお金の無駄遣いは良くないなぁとそういった感情に支配されてしまうので、そのような感情に支配された状態で千円くらいの本を買うことはとても難しいので、っていうか古本屋で百円とかで見ますけど、もし「貸してやるから読め！」という親切な方がいらっしゃいましたらご一報ください。
- 「Deep love アユの物語 完全版」 Yoshi/著 （Yahoo! ブックス）
何ページか無料で読めるようです。読みました。最後まで読んでレビューを書くということはとても難しいことだと思いました。
意外といふかなんといふか、イソムラさんはやる気まんまんといふ感じで、新たに投下されたコメントにもギラギラ目を光らせて応答してゐます。
予測可能な範囲で不躾なことばかり言う人はちょっとご遠慮願いたいけれど、明らかに自分と全く違う基準でもって発言される方にはとても興味が湧く、という体質です。もしかしたら（くれぐれも、もしかしたら）自分に新しい視点がもたらされるんじゃないだろうかとか、そういう下心も抱きつつ。その視点の是非はともかくとして。
ディープなあれはドラマやら映画やら漫画やら様々なメディアに進出しているようです。という、ちょっと事情を知ったような口をきく自分にはややげんなりしています。
Comments
イソムラ
川を上る鮭に名前を付けてドキュメンタリー作ったらそれだけで泣かせられる、と豪語していた映像作家がいたのを思い出しました。結末は食卓でもいいだろ、と言っていたような。
汚くなってきている日本で世の中を世間体で考えている大人に養ってもらいつつ、「このページを作った人は、最低！！！」というコメントを残すのはなかなか並外れた何かを持っているかなぁと思いますが。良くも悪くも何か。
加納
ディープなんたらは「鮭の川上りと同じくらい感動しました」というコメントならば、穏当になるわけですね。いつも不穏当な発言で顰蹙を買ふ私には大変勉強になりました。わらひ。
イソムラ
> 加納さん
ちょうどアユ（多分主人公の人）とかといい感じに掛かってるよ、とかユーモアさを演出するような器の小さい発言も交えると、社交的な笑いで場が和むかも知れません。
> ヒナさん
やっぱりこれネタでしょうか。登場人物の名前で書き込んである（多分）ので、「もし登場人物とそっくりな口調で書き込む高度な（？）ネタだったらどうしよう」と考えると悔しくてやる気が起きません。眠くなります。
イソムラ
> どこをどう読んだのか
重ね重ね申し上げますが、小説そのものは読んでいません。
chiki さんのレビューで笑えないのがわたくしには意味不明でして。
ゆい
最初ゎエロいと思った！！でも１．２巻を読んでくうちにすっごい泣けてきた！！アユみたいに最初ゎひねくれていてもあそこまでなるなら、どんなひねくれた人でも人を思いになれると思った。あたしわアユみたいな人だったケドこれを読んですっごかわれたと思う。
クッキー
この解説を読んでひさしぶりに声を出して笑いました。わたしも高校の時に友達がなんだか誰かに借りてきたのをたまたま遊びに行った時に読んだのですが、正直感動しませんでした。というのもこの主人公はどうゆう生活をしたらこんなに早くエイズで死ぬんでしょうか？HIVやエイズに関しての間違った認識を植えつけるだけなんじゃないかと心配になります。フィクションならまだしもこれを実話を元にとか言っちゃてるのとさらにこの小説の売り上げがエイズの支援団体かなんかに寄付されるという時点でもう終わってる気がします・・・。でもこのコメントすごい面白かったです。この小説読むより有意義でしたよ。
イソムラ
残念ながらわたくしにはそのような素敵な友達がいませんでしたので、感動を分かち合うことも落胆を味わうこともありませんでした。それが良かったのか悪かったのかはさておき（今も読んでないので先にコメントをくださった方とは分かり合えないでいますが）。
HIV も AIDS も今は必ず死ぬ病気ではないし（少なくとも数年は元気に生活することが可能）、あと十年以内にはワクチンが作られる、というような話も耳にします。これが実話かどうかはともかく、そのような身の上で亡くなる方が減るというのは良いことではないかと思います。
gin
私は中学１年のただのガキですが、今まで本を１００冊以上も読んできました。
それでも普通に泣けました。たとえ文章がおかしくとも、内容には普通に泣けるのではないでしょうかぁ？？
なんこもの不幸がたくさん続くのはたしかにおかしいです。おかしかったとしても、その一つ一つの話には泣けるでしょぉ？？
ちがいますかぁ？？ただ悪口を言ってる人も結局はよんだんでしょ。魅力にひかれたんでしょぉ？？だったら批判しないでください。
でしゃばった真似してすいませんでした。
イソムラ
中学一年であろうが大学一年であろうが関係ないのではないでしょうか。僕にはあなたが実際にその年齢であるかどうかを確かめる術がありませんし、確かめる必要もありません。どうでもいいことです。
ですので遠慮会釈なく申し上げますが、百冊読んだところでどうだ、ということもありませんし、ろくでもない本を百冊読んだところで人生の肥やしになるとは思えません。あなたがどのような本を読んだかも確かめる必要はないと思いますが。
文章がおかしくても内容が泣ければそれで良いのでしょうか。いくつもの不幸が続くことをさも大仰そうにしかし稚拙な文章で綴って、内容がいいから文章は何でも良いのでしょうか？泣ければそれでいいのでしょうか？
だとしたら僕にもミリオンセラーくらい容易なものでしょうし、一角の物書きは誰でも芥川賞くらい取れるのでしょうね。それは願ってもない話でしょうが実にくだらないと思いませんか。
あと五年くらいかけて三百冊くらい、名作と呼ばれるものを読んでみてはいかがでしょうか。そのときにまだこの作品が素晴らしいものであると思えるのであれば、その旨お伝えください。そのときは面白い議論が出来そうに思えます。
悪口ではありません。批判ではありません。批評です。
魅力はある意味魅力でしょうね。もちろん明治・昭和の文豪に対するようなものとは全く違う、正反対の意味ですが。また入り口がいかな期待であっても、出口でそれを方向転換してはならないということにはなりません。「実際に読んだらがっかりだった」、これは許されないことではありません（もちろんそんなつもりで読んだのではないでしょうが）。
gin
今日、友達から借りてレイナの運命読みました。なんかこのページ読んで読んだらさっぱり泣けなくなりました。このページは間違ってナイなって思っちゃいました。昨日変なこと書いてすいませんでした。ついでに今まで読んだのは、半落ち、そのときは彼によろしくハードルとかです。
イソムラ
結局のところ何が自分にとって有益か、は人それぞれであるというのも確かなので、それと同様にどの作品がどうであるか、あるいは僕の言うことが正解であるのか間違いであるのかも人それぞれであるので、何かしら方向転換に至るほどの道しるべを示せたことに単純に喜びを感じることとしましょう（わざと面倒くさい単語で煙に巻く）（眠いときによくやります）。
とりあえず芥川龍之介をお勧めするのですよ僕は。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person879.html
たっくん
実際にこの作品でたくさんの人が感動してんの。
なにも感じないあんたらがおかしいの。
確かにおかしな部分はたくさんあるけどね。
そして僕はこの本を読んでオナニーした。
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加納
笑いました。下らないことで笑う人間ほど馬鹿だと言われますが、下らないことで感動したり涙する人間も、底の浅さがわかるというものです。
>世の中をただ、世間体、理論なんかで考えているのは、大人だけ！日本も、どんどん汚くなってきている。
いつまでも子供でいたいなんていう某宮台みたいなガキくせえこと言ってんじゃないよ。